「あ」で始まることわざ
- ああ言えばこう言う
- 愛多ければ憎しみ至る
- 匕首に鍔
- 挨拶は時の氏神
- 愛してその悪を知り、憎みてその善を知る
- 愛想尽かしも金から起きる
- 愛想も小想も尽き果てる
- 開いた口が塞がらない
- 開いた口へ牡丹餅
- 愛立てないは祖母育ち
- 相手変われど主変わらず
- 相手のない喧嘩はできぬ
- 愛は小出しにせよ
- 愛は憎しみの始めなり
- 会うは別れの始め
- 合うも不思議、合わぬも不思議
- 阿吽の呼吸
- 会えば五厘の損がいく
- 仰いで天に愧じず
- 青柿が熟柿弔う
- 青菜に塩
- 青は藍より出でて藍より青し
- 青葉は目の薬
- 赤子のうちは七国七里の者に似る
- 赤子の手をひねる
- 垢で死んだ者はない
- 垢も身の内
- 明るけりゃ月夜だと思う
- 秋荒れ半作
- 秋風が立つ
- 空樽は音が高い
- 商い三年
- 商い上手の仕入れ下手
- 商いは牛の涎
- 商いは門々
- 秋茄子嫁に食わすな
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる
- 秋の鹿は笛に寄る
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる
- 秋の日は釣瓶落とし
- 秋葉山から火事
- 空き家で声嗄らす
- 空き家の雪隠でこえなし
- 諦めは心の養生
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ
- 商人に系図なし
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます
- 商人の元値
- 商人は損していつか倉が建つ
- 悪縁契り深し
- 灰汁が抜ける
- 悪妻は百年の不作
- 悪女の深情け
- 悪銭身に付かず
- 悪に強ければ善にも強し
- 悪の報いは針の先
- 悪法もまた法なり
- 揚げ足を取る
- 挙げ句の果て
- 上げ膳据え膳
- 開けて悔しき玉手箱
- 顎が干上がる
- 阿漕が浦に引く網
- 顎で使う
- 朝雨に傘いらず
- 朝雨は女の腕まくり
- 浅い川も深く渡れ
- 朝謡は貧乏の相
- 朝起き千両夜起き百両
- 朝駆けの駄賃
- 朝酒は門田を売っても飲め
- 浅瀬に仇波
- 朝題目に宵念仏
- 朝茶は七里帰っても飲め
- 朝虹は雨、夕虹は晴れ
- 朝寝八石の損
- 朝の果物は金
- 朝の来ない夜はない
- 朝のぴっかり姑の笑い
- 朝の一時は晩の二時に当たる
- 薊の花も一盛り
- 朝焼けは雨、夕焼けは晴れ
- 足が地に着かない
- 朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり
- 朝に夕べを謀らず
- 明日は明日の風が吹く
- 足駄をはいて首ったけ
- 足駄をはく
- 味無い物の煮え太り
- 足の裏の飯粒をこそげる
- 味も素っ気もない
- 足元から鳥が立つ
- 足下に火が付く
- 足下の明るいうち
- 足下を見る
- 足を棒にする
- 足を向けて寝られない
- 預かり物は半分の主
- 明日の百より今日の五十
- 明日はまだ手つかず
- 東男に京女
- あずり貧乏人宝
- 遊びに師なし
- 当たった者の、ふの悪さ
- 当たって砕けろ
- 仇花に実は生らぬ
- 頭隠して尻隠さず
- 頭剃るより心を剃れ
- 頭でっかち尻つぼみ
- 頭の上の蠅を追え
- 頭の黒い鼠
- 仇も情けも我が身より出る
- 新しい酒は新しい皮袋に盛れ
- 当たらずと雖も遠からず
- 当たるも八卦、当たらぬも八卦
- あちら立てればこちらが立たぬ
- 悪貨は良貨を駆逐する
- 呆気に取られる
- 暑さ寒さも彼岸まで
- 暑さ忘れて陰忘る
- 熱火、子に払う
- 羹に懲りて膾を吹く
- 当て事と越中褌は向こうから外れる
- 後足で砂を掛ける
- 後の雁が先になる
- 後の喧嘩先でする
- 後の祭り
- 後は野となれ山となれ
- 後腹が病める
- 穴があったら入りたい
- 姉女房は身代の薬
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥
- 痘痕も靨
- 危ない事は怪我のうち
- 危ない橋を渡る
- 虻蜂取らず
- 脂に画き氷に鏤む
- 油に水
- 油を売る
- 甘い汁を吸う
- 雨垂れ石を穿つ
- 雨垂れは三途の川
- 網、呑舟の魚を漏らす
- 網無くて淵をのぞくな
- 網の目に風たまらず
- 網の目に風とまる
- 雨が降ろうが槍が降ろうが
- 飴と鞭
- 雨の降る日は天気が悪い
- 雨晴れて笠を忘る
- 雨降って地固まる
- 危うきこと累卵の如し
- 過ちて改めざる、是を過ちと謂う
- 過ちては則ち改むるに憚ること勿れ
- 過ちは好む所にあり
- 嵐の前の静けさ
- 在りての厭い、亡くての偲び
- 蟻の穴から堤も崩れる
- 蟻の思いも天に昇る
- 蟻の這い出る隙もない
- 歩く足には泥が付く
- 有る時払いの催促なし
- 有るは厭なり、思うは成らず
- 合わせ物は離れ物
- 慌てる乞食は貰いが少ない
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く
- 合わぬ蓋あれば合う蓋あり
- 粟一粒は汗一粒
- 泡を食う
- あんころ餅で尻を叩かれる
- 鞍上人なく、鞍下馬なし
- 案じるより団子汁
- 案ずるより生むが易し
- 安に居て危を思う
- 案に相違する